ども、ナツです。
コミュニケーション本の元祖とも言える『人を動かす』の内容を、恋愛で使ってみたらどうなるのか?
気になった僕は、『人を動かす』の内容を3人のマッチングアプリの女性に実践してみました。
結果は、
不動産の営業職をしてる29歳女性
→食いつきは感じたものの、好みじゃなかったので何もせずリリース広告代理店で激務の25歳女性
→家に連れ込んでキスまで飲食でバイトしてる20歳JD
→手つなぎ失敗
でした。
ノーセックスだったものの、「色恋なし」「ギラつきなし」「会ってその日に勝負」での結果です。
なので、まぁ普通に告白して彼女にするぶんには全然使えそうだなと。
また『人を動かす』の内容はテクニックというよりマインド的なものなので、繰り返して上達していくたぐいのものです。
ただ、手応えがあった反面、たぶん誰もがつまづきやすい箇所も見えました。
『人を動かす』を恋愛コミュニケーションにどうやって使うか
ナツが3人の女性に対してやったのは以下のとおりです。
相手をとにかく話しやすくさせてあげる
これは基本ですね。
『人を動かす』では「聞き手に回る」というチャプターで書かれている内容です。
相手が関心のある話を、話題にする
『人を動かす』の全体を通じてもっともしつこく繰り返されているテーマのひとつは、「人は誰しも自分のことにしか興味がない」ということです。
人は誰でも&いつも、自分が興味ある話題・自分が話したい話題を話して気分良くなりたい。
そしてそうさせてくれる相手には、何も要求しなくてもお返ししてくれたりする。
これを恋愛で活かすため、とにかく
・相手の関心が強い話題
・相手が得意としている話題
・相手が特に好きそうな話題
・相手が熱の入りそうな話題
を探りながら話を振って、ビンゴだったらひたすら気持ちよく話させる。
ということを徹底していきました。
例えば広告代理店の25歳女性。
プロフィールに激務だとわざわざ書いてあり、会う当日の待ち合わせも20時からと遅めでした。
となれば、仕事の忙しさや大変さが「熱の入りそうな話題」のひとつと考えられるわけです。
実際、当日会ってすぐ「今日はもう上がります、と言ったらザワつきました笑」などブラックさを話題にしてきました。
となれば、そこをひたすら気持ちよく喋ってもらってるだけで、
「やたら注文が細かいクライアント」
「20分も怒り続けるデザイナー」
「横にいるのに何のフォローもしない今の上司」
「すごく信頼して何でも話せた前の上司」
といった話に自然と広がっていき、めちゃ盛り上がりました。
更に
「20分も怒り続けられるって、めちゃ血管丈夫だね笑」
「横にいてフォローしないなら、立ち去ればいいのにね笑」
など、女性が言いたいこと(スカッとしたそうとか、ここに文句がありそうとか)を考えながら話していきました。
すると女性はますます嬉しそうに楽しそうに、色んなことを話してくれるわけです。
相手が褒められたいところを褒めてあげる
『人を動かす』では、「褒める」という行為が非常に大事にされてます。
また「お世辞」を褒めることと区別して、繰り返しディスってます。笑
僕なりの理解として、「自分がよく思われたいから褒める」とか「自分が褒めたいと思ったところを褒める」のではなく、
「相手が褒められたいところを」褒めるからこそ相手に響くんだよ、ということかなと。
でも確かに、男が落としたい女性を褒める時に、「相手の女性はそこを褒められたいのか?」という意識はすっぽり抜けがちな気がします。
その状態で「カワイイね」とか「そういうとこスゴイね、尊敬する」とか言っても、「お世辞」になっちゃうわけです。
例えば広告代理店の女性には、「クライアントもデザイナーも上司もストレスを与えてくる状況で、反発せず飲み込めるってスゴイね」と褒めてみました。
すると「褒められたいところ」だったのか、またそこからさらにウッキウキで話をしてくれます。
「まぁでもそこはね、私はミスしてないから逆にあまり響かなかったんですよ」
「それよりも、横にいてフォローしてくれない上司2人が使えなさすぎてショックでしたね笑」
などなど。
つまり「質問術」とか「共感のテクニック」とか考えなくても、相手が話したいところに対して「うわ、それは使えないね笑」と同じ温度感で共感するだけで、相手は楽しいわけです。
『人を動かす』を恋愛に活かせなかったパターン
とはいえ、いきなり上手くできるわけではありません。
広告業の女性にしても、結局はキス止まりで失敗してるわけです。
しかも別の日に、僕は20歳のJDに対して、『人を動かす』の内容とは逆のことをやってしまいました。
その結果、セックスどころか手つなぎすらサクッと拒否されました。笑
結論から言えば、僕がやってしまったのは
相手が関心がある/熱が入る/得意な話題をスルーしてしまう
相手が褒められたい所ではなく、自分が褒めようとした所を褒めちゃう
です。
たとえば序盤。
「私推しがいて。この(ナツと会ってる)カフェで撮影してたんですよ」
「おーすごいね、じゃ聖地だ」
で終わってしまいました。
でもどう考えても、「推し」の話題は熱が入る話題です。「え、推しいるの?だれだれ?」とか聞いてあげれば、間違いなく盛り上がったはず。
また、就活の話題になった時は、女性が「何を話したがってるのか?」にあまり意識を向けられませんでした。
「就活、こんな風に考えてて、こんな風にやってて、でも不安で」
「えーでも、すごくよく考えてるから、いけるよ」
という方向性で続けてしまいました。
でも女性は繰り返し「えーでも」とか「あー!難しい笑」と言ってたんですよね。
『人を動かす』の内容に沿うなら、「就活を考えること自体がストレスになのかな?じゃもしかしたら就活をディスる感じで盛り上がるかも?」とか、違った展開がありえたはず。
本の通りにやろうとしてこういうミスをしてしまうなら、今まで恋愛テクニックを使うときにも同じミスはたくさんしてたんだろうなと思いました。
まとめ:『人を動かす』は恋愛で使える手応えあり
「”相手が認めてほしい所”を認める」
「”相手が褒められたい所”を褒める」
「相手が話したがっていることを、ひたすら気持ちよく話させる」
「相手にこちらの都合や考えを押し付けない」
というシンプルな原則さえ徹底できれば、初対面で家に連れ帰ってキスまでは行けました。
であれば、まぁ平和に「付き合いましょう」と恋人になるくらいは簡単だろうな、と。
逆に、シンプルな原則からブレてしまったときは、予想通り「ナシ判定」を喰らいました。
まぁ、まだ学んでから3人しか会ってないので不慣れだったのもあるので、今後もっとやり込んでいって、どうなるか楽しみです。
では!バイバ~イ。
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